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【どちらが賢明?】問題を解決するヒーローと、未然に防ぐ人

突然ですが、あなたは以下の映画のうち、どちらを観たいと思いますか?

Aの映画:

安全に航海していた船が突然、氷山に乗り上げ、ゆっくりと沈み始めてしまう。船長は船員と乗客を守るため、見ていて胸が痛くなるような犠牲的な救出活動を行い、全乗客の命を救い出す。そして最後まで船に残った船長が救命ボートに乗った瞬間、大きな水しぶきとともに船は沈没してしまう。

Bの映画:

船は氷山を発見したが、十分な距離をとって氷山を迂回し、安全に目的まで乗客と船員、彼らの荷物を運んだ。

100%の人がAの映画と答えると思います。

ただ、もしも実際に船に乗る乗客だとしたら、どうでしょうか?

あなたは間違いなくBと答えると思います。

今回は、問題に対して予防措置をとることができることの重要性についてお話をします。

【今回の記事で伝えたいこと】

困難な問題を解決したヒーローより、問題を未然に防ぐことができる人が真のヒーローです。

会社で最終的に成功するのは、目立つ人ではなく想像力をフルに発揮した人。

今回の記事は世界29か国でベストセラーになった"Think clearly(ロルフ・ドベリ著 サンマーク出版)"を参考にしています。

その点、未然に経営破綻を防いでいるマネージャーは、誰も不安にさせることがありませんので優れているといえます。

目につきやすい業績は過大評価されやすい

予防措置による成功は、外部からは認識できないため、その業績がメディアの目に留まることはありません。

ただし、A船長や経営破綻しかけた会社を立て直したマネージャーのように、「目につきやすい」業績を上げた人たちに対しては過大評価をされやすいのです。

真のヒーローや賢人は、

病気を早期に発見するホームドクター

百戦錬磨の外交官

といった「問題を未然に防いでいる人たち」のほうなのです。

人生の困難も、「解決する」よりも「避ける」ようにする

「頭のいい人間は問題を解決するが、賢明な人はそれをあらかじめ避けるものだ」とアインシュタインも言っています。

"Think clearly"では、普段から以下のように考えることを推奨しています。

1週間に15分、起こりうる「リスク」について考える

予防措置をとるのに必要なことは、知識だけでなく「想像力」が必要です。

この想像力とは、ふと考え事をしているときに頭に浮かんでくるものではなく、

ものごとをのあらゆる可能性とそこから予測できる結果を、持てる力の最後の一滴まで振り絞って、結末まで含めて結果を綿密に推測することとされています。

例えば、会社でプレゼンで通したい企画があるとしたら、企画自体の内容以外にも

〇〇部長は慎重だから出来るだけ数値化でアピールできるようにしておこう

△△室長は新しいことにネガティブなところから上司の□□取締役に事前にお伺いを立てた方がいいな

といった起こりうる状況とその対策についても考えておいた方がいいという事です。

大変骨が折れそうですが、確かに仕事をする上では大切なことですし、事前に対策を考えておいて損になることはありませんよね。

これを1週間に15分だけでいいから考えるようにしましょう、これで困難を避ける思考が身についてきます。

まとめ:目立つことが正しいとは限らない、予防措置をとることができる賢明さを

"Think clearly"に出てくるA船長とB船長の話をしてきました。

A船長は、最終的にヒーロー扱いこそされますが、船員や乗客を危険にさらしています。もし、船員や乗客が亡くなっている事態になっていたら、おそらく状況は違っていたでしょう。

B船長は、世間的に目立つことはなかったかもしれませんが、全ての船員や乗客を無事に目的地まで送り届けています。

船長の仕事は、安全な航海を行い、乗客や運搬物を目的地まで送り届けることのはずです。船長として優秀だったのはB船長といえるでしょう。

よく会社でも、

トラブルや難しい案件を解決した社員が表彰されることがあります。(もちろん、彼らも頑張ったのだと思いますが)

ただし、トラブルなど厄介ごとが起こらないように事前にあらゆることを想定して問題を未然に防いだ人の方が、より優秀なのだと思います。

瞬間的に目立つのは、トラブルを解決した人かもしれませんが、優れた想像力を持ち問題を未然に防いでいる人の方が、最終的に成功していると思います。

まずは1週間に15分、あなたの人生や生活で起こりうる「大きなリスクについて」集中して考える時間を持ってみませんか?

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^^)

 

 

 

 

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