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【医療保険は不要かも?】 知らないと損する高額療養費制度

こんにちは。ミドむらです。

皆さんは、医療保険ってどうしていますか?

公財)生命保険文化センター「平成25年度 生活保障に関する調査」によると、74.0%の人が医療保険に加入しているという結果になっています。皆さんも医療保険に加入し、毎月数千円支払っているという方は多いのではないでしょうか?

私自身も数か月前まで医療保険に加入し、夫婦二人で毎月8千円程度支払っていましたが、「高額療養費制度」という社会保険の制度を知って、すぐに解約してしまいました。保険の加入は我が家にとっては不要という結論に至ったからです。

今回は、知らないと損する高額療養費制度についてお話をしたいと思います。

【この記事でわかること】

1.高額療養費制度について理解できます

2.メリットとして、無駄な保険に入っていないか見直しをするキッカケになります

そもそも、日本の社会保険は非常に手厚い

高額療養費制度の説明に入る前に、まずは日本の社会保険についてお話ししたいと思います。

日本の社会保険は非常に手厚く、例えば医療にかかる自己負担は3割です。※小学校~70歳未満

ただし、日本ほど社会保険が手厚い国は稀であり、例えばアメリカでは一般の初診料だけで150~300ドルかかることもあります。それにもかかわらず日本人はその手厚い社会保険に加え、民間の医療保険に多くの人が加入している状況です。

おそらくその理由は、大きな事故や入院をした時に、非常に大きなお金が発生すると考えているからではないでしょうか?

高額な医療費がかかったとしても、払い戻しをしてくれる制度がある

ここからが本日のメインテーマでもある「高額療養費制度」のお話です。日本の社会保障には、高額療養費制度といって高額な医療費を支払っても払い戻しをしてくれる制度があります。※保険適用外の差額ベッド代などは除きます

具体的には、以下の計算で算出したものが負担金額です。(参考:全国健康保険協会

例えば、標準月額報酬30万円の人が、大きな事故で100万円の医療費がかかるとします。※入院のベッド代は除くものとします。

その場合の最終的な自己負担の金額は、87,430円です。(80,100円+(医療費1,000,000円-267,000円)×1%=87,430円)

どうでしょう?意外にそんなにかからないと思いませんか?

ちなみに私は、この高額療養費制度の仕組みを知って、加入していた医療保険を夫婦とも解約しました。

なぜなら、高額療養費制度があるので100万円の医療費が発生したとしても負担は10万円未満で済みます。入院の際のベッド代は自己負担になりますが民間の保険で支払われる金額は入院1日5千円程度。その為に毎月8千円払い続けることに疑問を感じたからです。

仮に、1時間当たりの残業代を2千円とすると、4時間はメリットを感じない保険のために働いている計算になります。

それであれば、4時間を使って家族と過ごしたり、こうしてブログを作成している方が有意義だと個人的には思います(^^;

医療保険に入る理由を考えてみるといいかも

勿論、医療保険に加入することが悪いことだとは思いません。社会保険の制度も自分自身が加入している保険内容も理解し、納得した上で加入を続けるのであれば全然OKだと思います。

ただし、会社に入って、あるいは保険会社の窓口に行って、なんだかよくわからないけど言われるがまま保険に加入してしまった。高額療養費制度なんて制度知らなかった。というような私と同じような状況の方はこの機会に一度見直してはいかがでしょうか?

保険料は、保険会社が支払う保険金に充てられる純保険料と、保険会社が保険契約を維持・管理していくための費用に充てられる付加保険料にわけられます。付加保険料にはCMなどの広告・宣伝も含まれます。よく見かけるCMの費用に保険料として毎月お金を支払っている、という事実を知っておくことも大切なことだと思います。

 

 

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