こういった悩みを解消してくれる書籍をご紹介します。
固定費を見直す
スマホを格安スマホにする
保険を見直す
お金の使い方
バビロン一番のお金持ちのアルカドは、「お金持ちとは何か」と貧乏な武器職人のバンシルに問いかけます。
バンシルは「お金をたくさん持っている人!」と答えますが、アルカドの答えはNO。
お金持ちとは"お金の増やし方を知っている人"だとアルカドは教えます。
私たちは豪邸を所有し、高級車を乗り回し、海外旅行三昧のような人をお金持ちと認識しがちですが、そうではないと。
ではお金の増やし方を知っている人というのはどういった人なのか説明していきましょう。
甘い誘惑に惑わされないこと
バンシルは物語の中で、馬のレースに大金を賭け、それを全て失ってしまいます。しかもそのレースは仕組まれたものでバンシルは騙されたのです。
楽をしようとして甘い誘惑に惑わされお金を使ってしまうと、お金は逃げていきます。現実でもそうですよね。
賢明な投資先を選ぶこと
バンシルは全財産を失った後、何とか立ち直り、青銅の投資のプロジェクトに参加するチャンスを得たことで大成功を収めます。
"お金が自ら働く賢明な投資先を見つける"というのがここでのポイントです。
現実で置き換えると、「賢明な投資先」というのは成長性の高い外国株式の指標に連動したインデックスファンドへの投資と置き換えられます。
S&P500に連動したインデックスファンド
全世界株式に連動したインデックスファンド
もちろん元本割れのリスクもありますが、銀行の金利がほぼないことを考えると、自身のリスク許容の範囲で小額から始めてみてもいいと思います。
つみたてNISAの制度も活用すれば運用益を節税することもできますね。
つみたてNISAについては過去の記事も参考にしてみてください。
仕事とは何のためにするのか
その後バンシルは、失敗や挫折もしますが大成し、最終的にはバビロンのお姫様と結婚するまでになります。
結婚後のバンシルは、王子(お姫様の弟)と一緒に旅に出るのですが、弟はお金持ちとなったバンシルに「すでにお金持ちなのになぜ働くのか」と質問します。
バンシルは「人に感謝される仕事をすることに意味があり、お金は後からついてくる"おまけ"」と話します。
お金があるだけでは幸せになれない
お金はあるに越したことはありません。ですが、幸福に関する研究ではお金が増えれば増えるほど幸せになるのではなく、年収が800万円を超えるとそこから先はほとんど年収が増えることに幸福を感じなくなるそうです。(限界効用逓減の法則)
美味しいステーキを一人で食べても、最初は楽しいかもしれませんが段々物足りなくなりそうですよね。
お金は大事ですが、仕事を通じて誰かに喜んでもらえることに、私たちは幸せを感じます。脳の構造もそのようにできているそうです。
働くことを楽しむには
働くことを楽しめるように工夫して、人から感謝されれば最高です。ただ、環境によってはなかなか難しいという事もあると思います。
どうしてもダメなら転職をして働く環境を変えたり、本業をやりつつ副業で自分の興味のあること、やりたいことをして働くことが幸福感を得るためにも今後ますます重要視されていくと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。「バビロン大富豪の教え」は100年間読まれてきた名著です。
本書で教えてくれる、以下を実践することでアルカドやバンシルのような本物のお金持ちに近づけます。
お金の貯め方
収入の十分の一を貯金する:先取貯蓄や格安スマホ・保険の見直しで固定費を見直す。
お金の使い方
賢明な投資先にを選ぶ:S&P500や全世界株式に連動したインデックスファンド。 ※ただし、リスク許容の範囲で!
仕事とは何のためにするのか
お金ではなく人から感謝されることを目標にする:今の仕事を工夫しても難しそうな場合は転職や副業でも。
漫画版は本が苦手な方でも1日もかからず読めますので、お勧めですよ!