生活

【総務社員が基礎から解説】一人暮らしの引っ越しでやること

会社員の人にとって9月や3月は人事異動に伴う引っ越しが多く発生する時期です。

私は本業で総務という部署におり、年間80名ほどの転居をともなう配属に関わっていますが、引っ越しに慣れていない方は、不安を抱えている方が本当に多いです。

今回は、単身赴任となる方含め、一人暮らしの引っ越しでやることをが基礎から解説します。

転勤が決まったら、すぐに行うこと(一人暮らしの引っ越し)

入居先の手配

会社の指示で、現在の住まいから引っ越す必要がでたら、まず入居先の手配を行いましょう。次の入居先が決まらないと、引っ越し手配のステップに進むことができません。

物件の選定は、出来れば会社に任せない方がよい

会社によっては、次の入居先を指定するところもありますが、ご自身で物件を探さなければいけない場合も多いと思います。

また、「会社名義で契約するので、会社規定の範囲だったら自分で探していいよ」というように選択肢がある場合は、必ずご自身で物件を探したほうが良いです。

理由は、会社側は入居者が綺麗な物件に住もうが、築数十年以上の汚い物件に住もうが特に気にしません。家賃(=コスト)だけをみます。ですので福利厚生として会社側で物件を契約してくれる場合は、会社の規定で定められている上限ギリギリまでのところで、気に入った物件を探したほうが良いです。

入居先物件の探し方

物件を探す方法は、いくつか方法がありますが、手っ取り早いのはインターネットで調べる方法です。ただし、リアルタイムの情報は店舗ですぐに調べてくれますのでご自身の都合にあわせて動かれた方が良いです。

1.インターネット上で探す方法(一例)

SUUMO

アットホーム

2.街の不動産店舗で探す方法(一例)

ミニミニ

アパマンショップ

エイブル

家賃の目安

契約者がお勤めの会社となる場合は、会社の規定に準じていなければいけませんが、上限ギリギリまで探しましょう。物件の選択肢が広がります。

自分で契約する場合は、収入の3割未満を家賃の目安とし、また近隣相場と比較してどうかというのをポイントにしましょう。

間取りの目安

一人暮らしの場合は、広さ25㎡以上はあるとよいです。これより間取りが小さいと物を置くのに困ります。

また、部屋が広すぎても掃除が大変になるので一人暮らしであれば1K、1LDKあたりが無難です。

周辺施設までの距離

最寄り駅や、コンビニ、スーパーなどの周辺施設はどの程度の距離かを調べておきましょう。

物件案内には、徒歩〇〇分と記載がありますが、実際どれくらいの距離なのかわかりづらいですよね。

これは徒歩1分=80mという表示の決まりがあります。調べる際の目安にしてくださいね。

また、経験上ですが物件の1Fがコンビニの所はできるだけ避けた方が良いです。利便性は非常にいいのですが、深夜などに騒音が起きやすいので(^^;

部屋の設備

設備面は好みによるところが大きいですが、以下の点は押さえておいて損はありません。

①女性の方:オートロックでインターホン有の2F以上がベターです。

②部屋のWi-Fiが無料:条件に含まれていればラッキーです。こういったところは予め家賃に通信費が含まれているのですが、契約期間の縛りがありませんので次回また転居する際に違約金等の心配をする必要がありません。

③ガス or オール電化:次の入居先がガスかオール電化かも事前に調べておきましょう。場合によっては、使用できるフライパンや鍋などの調理器具を買い替える必要が出てきます。また、ガスの場合はガスコンロがついているかも確認しておきましょう。

④照明器具がついているか:意外ですが、予め設置されていないところは多いです。これも必ず事前に確認しておきましょう。

駐車場について

車を使用している方は、必要になりますよね。空き状況や駐車場代も勿論ですが、どういったタイプの駐車場かも確認しておきましょう。具体的には、機械式駐車場の場合、車高制限がある場合があります。せっかく契約しても、使えなければ意味がありませんよね。

物件が決まったら行うこと(一人暮らしの引っ越し)

引っ越しの手配

物件が決まったらすぐに、引っ越し業者の手配を行いましょう。会社指示の転居であれば、ほとんどの場合は会社で手配してくれると思いますが、引っ越し作業はご自身で行う必要があるため、要点をまとめます。

①引っ越し業者をご自身で手配する場合:ぼったくりに合わないためにも、必ず相見積もりを取りましょう。

相見積もりを取る際は、「引越し侍」がおすすめです。一回の登録で一括見積もりしてくれます。



②不要なものは予め捨てておく:引っ越し経験のある方なら伝わると思いますが、引っ越し前の荷造りと、引っ越し後の荷解きは非常にめんどくさいです。今回を機に、不要なものは処分しておくことをお勧めします。

③段ボールは、必要と思われる分+2箱くらいを目安にしておくと、「足りない」と後悔することを防げます。また、段ボールは引っ越し業者が用意してくれる場合がほとんどです。

現在入居している物件やライフラインの解約

現在入居している物件を退去する場合は、退去の申し込みをしておきましょう。

また、電気・ガス・水道・インターネットなどのライフラインについても転居あるいは解約の申し込みを忘れず行っておきましょう。

入居の1週間前には行っておくこと(一人暮らしの引っ越し)

入居先のライフライン申し込み

入居先の電気・ガス・水道・インターネットなどのライフラインについて入居の一週間前には行っておきましょう。

また、ガスの開栓は立ち合いが必要になりますので、特に余裕をもって連絡をするようにしましょう。

役所への転出届

住所を移す場合には、引っ越し前に市役所や役場に行って転出届を済ませておきましょう。

引っ越し後に行おうとすると、本当に大変です。

引っ越しが完了したら行うこと(一人暮らしの引っ越し)

役所での転入届

転出届を済ませたら、転居先の市役所や役場に行って転入届を提出する必要があります。できるだけ早く済ませてしまいましょう。

出来るだけ早く寝る

引っ越しが完了した当日に、全て片付けることはほぼ不可能です。ある程度片付けて生活スペースを確保したらその日はOK!

引っ越し当日はテンションが上がって不思議と気づきにくいですが、身体は連日の作業にとっても疲れています。早めに休んで、次の日に作業しましょう!

 

それでは!

 

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